■審判離婚とは
審判離婚とは、離婚調停後に家庭裁判所に出された「審判」によって離婚することを指します。審判が出されるのはまれなケースではありますが、調停があと少しのところで不成立に終わり、遺された問題もわずかな場合に下されます。
■異議申し立て
離婚の審判に意義のある場合には、「異議申し立て」を行うことが認められています。この異議申し立てには特に条件がないため、審判後2週間以内に家庭裁判所に異議申立書を提出するだけでその効力を無効にできます。
異議申し立てがないまま2週間が経過すれば、審判離婚が成立します。この場合、離婚届に必要書類を添えて役所に提出すれば手続きは完了となります。
山崎夏彦法律事務所では、神奈川県小田原市を中心に神奈川県と静岡県で法律相談を承っております。離婚の手続きの流れがわからない、慰謝料請求を行いたい、親権を取得したいなど、離婚についてお困りの方はお気軽にご相談ください。皆様のお悩みに最善の法的アドバイスを提供いたします。
審判離婚
山崎夏彦法律事務所が提供する基礎知識
-
慰謝料(不貞行為など)
慰謝料とは離婚の原因による精神的な苦痛に対する損害賠償金のことです。例えば、夫の浮気やDVが原因で離婚...
-
背任罪・横領罪
背任罪とは、他人のために事務をする者が、自己もしくは第三者の利益や被害者の損害を目的として、任務にそむ...
-
物損事故
交通事故の種類を大きく分けると、「物損事故」と「人身事故」で分けることができ、事故当事者の中に怪我人が...
-
慰謝料
慰謝料とは、被害者の精神的・肉体的な苦痛を金銭に換算したものをいいます。 交通事故において、慰謝料に...
-
婚姻費用分担請求
「婚姻費用」とは,別居中の夫婦の生活費や養育費などの婚姻生活を維持するために必要な費用のことをいいます...
-
示談交渉
示談交渉は、加害者の加入している保険会社と被害者との間で行われるのが一般的です。 この時、保険会社は...
-
死亡事故
死亡事故が発生した場合、加害者は主に3つの法的責任を負うことになります。 1つ目が、刑事責任です。 ...
-
住宅ローン
離婚の際、お金に関して問題となってくることに住宅ローンがあげられます。住宅ローンの支払期間は30年以上...
-
相続開始から申告までの流れ
相続開始から申告までには、例えば以下の手続き等が必要です。 ■被相続人の死亡届の提出(死亡から7日以...