離婚問題
離婚とは、婚姻関係にある生存中の当事者同士が、有効に成立した婚姻を婚姻後に生じた事情を理由として将来に向かって解消することをいいます。
法律婚主義を採用している我が国では、国内で夫婦の仲を完全に断ち切るには、離婚届けを所定の役所に届け、受理される必要があります。
離婚には大きく分けて4つのパターンがあります。
それが、「協議離婚」・「調停離婚」・「審判離婚」・「裁判離婚」です。
「協議離婚」は夫婦がふたりで話し合って離婚をすることで、お互いが合意納得していれば、そのほかの要件は不要です。一方「調停離婚」・「審判離婚」・「裁判離婚」は裁判所が離婚過程に介入します。
遺産相続
相続分野においては、大きく分けて4つの問題が有ります。
①人
そもそも相続人(相続する者)が誰なのか、調査し確定しなければなりません。この相続人の有無や範囲が確定しなければ、各種手続きを進めることは出来ません。
②遺産
被相続人が有していた一切の権利義務が相続財産になります。そのため、相続財産には、預金や土地などの不動産といったプラスの財産はもちろん、借金などのマイナスの財産も承継することになります。
もしマイナスの財産が多い場合には、そもそも相続しない(相続放棄)などを選択することも考える必要があります。
③協力
相続人が複数人いる場合、相続は協力して行わなければなりません。
例えば、遺産分割協議する場合には、当事者全員で協議をしなければなりません。参加漏れがあった場合には、当該遺産分割協議は無効となります。
また、限定承認をする場合には全員で行わなければなりません。
④税
遺産を相続する際には、法定の相続税を期限内に納めなければなりません。
また、被相続人の所得税や消費税も納付する必要があります。
交通事故
交通事故といっても、ちょっとした物損事故などの軽微なものから、死傷者が出るほどの大きなものまで様々であり、自分の家族や友人など身近な人が事故を経験したという方も多いことでしょう。
そして、社会生活を送る以上、交通事故に遭うというリスクは常にあり、事故により後遺症が生じたり、最悪のケースでは被害者が死亡したりすることを考えれば、事故に遭っても適切に対応していく必要があります。
もっとも、事故に遭ってもどのように対応していけば良いのかが分からないという方も多いのではないでしょうか?
私たちは、日常で起こる様々な悩みに、最善の法的アドバイスを提供いたします。
不動産トラブル
私たちにとってマンションやアパート・土地やマイホームなどの不動産は、生きていくうえで欠かせない存在です。
不動産売買契約は決して安い契約ではないため慎重に取り決めを行う必要がありますが、契約締結時にどんなに注意をしても実際に住んでみたら「購入した物件に隠れた瑕疵があった」「契約時の数量と異なっている」などの不動産トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。また、不動産売買のみならず賃貸借契約においても不動産トラブルは発生します。例えば賃料増減交渉などは、賃借人と賃貸人の双方で起こりうる問題です。
このようなトラブルに巻き込まれた際に、豊富な経験と客観性を持つ専門家と相談を行う事で問題解決が見込まれます。
刑事事件
刑事事件とは、犯罪行為をしたと疑われる者に対し、国の捜査機関が介入して捜査を行ない、裁判で刑罰を下すかどうか判断する事件のことをいいます。
刑事事件には、暴行・傷害などの暴力事件や、痴漢行為・わいせつ行為などの性風俗事件、窃盗・詐欺・横領などの財産事件、麻薬・覚醒剤などの薬物事件、未成年が対象の少年事件など、様々な種類があり、この刑事事件の種類ごとに、逮捕や起訴を免れるための弁護活動は大きく異なってきます。
例えば、傷害事件や財産事件の場合、被害者に慰謝料等を払い、示談を成立させることが重要になります。
刑事事件に巻き込まれてしまった場合、法律のプロである弁護士に相談することが一番効果的です。家族や友人が刑事寺家に巻き込まれてしまった場合でも、お一人で悩まず、弁護士と一緒に解決していきましょう。