後遺障害とは、傷害が治ったとき身体に存する障害のことをいいます(自動車損害賠償保障法施行令2条2号)。
同じような概念に後遺症がありますが、後遺障害は後遺症のうちでも自賠法施行令の等級に該当する障害をいい、後遺症よりも狭い意味で用いられます。
交通事故による後遺障害等級は1級から14級までに分かれており、また後遺障害1級と後遺障害2級については要介護かそうでないかに分かれています。そのため、合計で16等級の後遺障害等級があることになります。後遺障害1級が最上位で、賠償額が数億単位になるなどかなり高額となります。
後遺障害
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